2025/09前半 就航状況

9月は例年台風の影響を受けやすい時期ですが、竹芝からの船や、飛行機が欠航したのはたった1日だけでした。これは例年と比べると、とても少なく、空も海も穏やかな日が多かったと思います。
八丈島だけではありませんが、気温、水温、ともに8月から変わらず、秋の気配は感じられません。まだまだ夏休みが続いているかのような雰囲気で、平日でも空港のロビーが混雑しているのが見受けられました。


2025/08後半 就航状況

8月後半は、八丈島にしては本当に雨が少なかったです。観光等で来島された方は喜んでいらっしゃいましたが、農家の方は大変だったのではないかと思います。風も穏やかだったので、飛行機も船もほとんど欠航せず、それはとてもありがたかったです。
予報通り、黒潮大蛇行が終息、八丈島を囲っていた冷水塊が姿を消し、海水温がぐっと上昇しました。透明度も上がって、スノーケリング、ダイビング等のアクティビティには最高のコンディションとなりました。釣りの方からは、水温が上がると魚がエサを食わなくなると聞いています。実際、どうなんでしょう?
 


2025/08前半 就航状況

8月前半は台風9号の影響が残り、飛行機や船の全便欠航でスタートしました。最初の週末に、来られなかった方、帰れなかった方が大勢いらっしゃいました。その後は天気の良い日が多かったものの、南西の風が吹き続いたため、青ヶ島行きの船は欠航が多くなりました。
八丈島には東側に底土港、西側に八重根港と、島内に2つの港があるのですが、青ヶ島には南西側に1つあるだけです。そのため南西の風で波が高くなると接岸できないため欠航となります。
海水温は相変わらず不安定です。Jamstecの黒潮予報を見ると、今月中には冷水塊が小さくなり、9月までには黒潮が流れ込んで水温が一気に上昇するのではないかと、期待しています。


2025/07後半 就航状況

台風5号から始まった7月後半は台風9号が来るまで、連日の無風・猛暑が続きました。もともと雨が多い島ですので、これほど晴天が続いたのは珍しいと思います。安定したお天気に反し、海水温は不安定で、特に西側のポイントはよく冷えていました。同じ日でも東側の方が少し温かかったようです。
海水温が低かったおかげで台風があまり発達せず、八丈島の近くまできたとたんに、勢力が衰えます。飛行機や船は欠航してしまいますが、台風による被害は特にありませんでした。


2025/07前半 就航状況

7月に入ってからも晴天の日が多く暑い日が続きましたが、海水温は安定せず、時間帯によって大きく変化しています。八丈島的には透明度も悪く、黒潮が離れている影響だと思われます。しかしその割には霧が出ることもなく、飛行機やヘリコプターの欠航は少なくなりました。
台風5号は、八丈島に最も近づいていた日は晴れて穏やかで、通過後の夕方から吹き返しが強まり、翌日、翌々日の方が天気・海況ともに悪くなりました。
八丈島空港の滑走路は東西に伸びているため、南風は横風となり、少しでも吹くと欠航率が高まります。晴れていても、南風が吹く予報が出ている時は要注意です。